乱交って犯罪?実際にどういう罪になるの?実例も紹介!

乱交って犯罪?実際にどういう罪になるの?実例も紹介!

「一度でいいから乱交に参加してみたい」と考えたことがある人は、少なくないと思われます。ネットで検索すると、SNSや掲示板などで乱交パーティーの募集をしていることがありますよね。勇気を出して参加してみるのは構いませんが、実は乱交は犯罪になってしまうことがあるのです。ここでは、乱交が犯罪になる根拠や摘発された実例を紹介します。

乱交が摘発された事例3選。一体何が悪かったのか?

乱交が摘発された事例3選。一体何が悪かったのか?

最初に、乱交パーティーが摘発された事例をいくつか紹介しましょう。この手のニュースはたびたびメディアに登場しているので、見たことのある人もいるかもしれませんね。何が悪かったのかを考えながら読んでみてください

・宮城県のケース(2009年)
マンションの12階で乱交パーティーを行っていた一般参加者やヘルス嬢が、タレコミによって逮捕されてしまったケースです。当時はネット上で「なぜ乱交が犯罪になるの?」と話題になり、現在でもよく引き合いに出されます。

最終的に8人が逮捕されましたが、現場にいながら逮捕されなかった人が9名います。部屋の持ち主は風俗店の経営者で、現場にはいませんでしたが逮捕されてしまいました。メンバーはネットの掲示板で募集され、参加費は男性が1万5000円、女性は無料とのこと。

参考:https://news.livedoor.com/article/detail/4210946/

・香川県のケース(2010年)
ロッジで行われていた大規模な乱交パーティーが摘発されたケースです。スタッフも含め、実に53人が小さなロッジの中にいたといいますから驚きですね。警察も90人という大規模な人数で捜査にあたりました。その割には、逮捕されたのは主催者をはじめとする8名だけで、警察も突入のタイミングが悪かったと考えているようです

参考:https://www.news-postseven.com/archives/20101018_3736.html

・神奈川県のケース(2017年)
これは比較的最近の事例です。東京近郊で乱交パーティーを開催し、3年間で6千万円を稼いでいた男と参加者が逮捕されました。主催者は、参加者にマナーを徹底させ緊急避妊薬も用意し、女性には交通費を支給するなど管理がしっかりしていたようです。Twitterで堂々と募集をしていたあたり、脇が甘かったのかもしれません。

参考: https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/835300/

乱交は公然わいせつ罪や売春防止法違反になる可能性あり

乱交パーティーが抵触するおそれのある法律は、いくつも存在します。主なものを知っておきましょう。

・刑法第174条(公然わいせつ罪)
不特定多数の目に触れる形でわいせつな行為をすることを禁じた法律です。違反すると6ヶ月以下の懲役や30万円以下の罰金などに処されます。わいせつな行為とは「男性器の女性器への挿入」のことです。

乱交パーティーの参加者が逮捕されてしまう理由の大半は、この公然わいせつ罪です。たとえパーティーの参加者であったとしても、不特定多数に自分たちがセックスをしている様子を見せれば、それは公然わいせつにあたります。現在の法律では、大人数で乱交すること自体が危険といわざるをえません。

・売春防止法
売買春を禁止した法律です。ただし、売買春そのものには罰則がありません。問題になるのは、「売春のお客を勧誘した」「売買春の場所を提供した」「女性を雇って売春をさせた」といったケースです。業者による管理売春を防ぐための法律といっていいでしょう。罰則は最長で7年程度の懲役や、30万円以下の罰金などです。

・軽犯罪法第1条20号
人前で尻やももなどを過度に露出することを禁じた法律です。拘留や科料(1万円以下の罰金)に処される可能性があります。ただ、どの程度の露出がアウトなのかは状況次第です。

・児童買春・ポルノ禁止法
18歳未満(18歳の高校生含む)が買春や児童ポルノなどの被害にあうことを防ぐための法律です。乱交パーティーにおいては、参加者の中に18歳未満が含まれていた場合に適用されます。児童買春は非常に罪が重く、5年以下の懲役または300万円以下の罰金、主催者は7年以下の懲役または1,000万円以下の罰金に処される可能性があります。

・迷惑防止条例
乱交パーティーは、法律だけでなく自治体の条例にも引っかかる場合があります。独自の迷惑防止条例を設けている自治体も多いので注意が必要でしょう。

警察が乱交を摘発するのは、街の治安維持や売春の防止が目的

乱交パーティーについては「参加者が納得しているなら別にいいじゃないか」という意見も根強くあります。警察はなぜここまで乱交パーティーを問題視するのでしょうか。

・街の治安維持をしたい
個人宅やマンションの一室で乱交パーティーが開催されれば、その地域・物件のイメージが悪くなるかもしれません。声や音が外に漏れないようにしていても、不愉快に感じる人はいるでしょう。怪しい人たちが出入りする可能性もありますから、警察も街の治安維持の一環として、積極的に摘発していると考えられます。

・公然わいせつ以外の犯罪を摘発したい
摘発の事例を見てもわかるように、乱交パーティーの多くは参加者から料金を取っています。ホテル代などに当てるだけなら問題はないのですが、主催者が金銭的利益を得ているのであれば明らかな売春です。これでは警察に摘発されても仕方がないでしょう。児童買春や薬物の取引が行われているのであれば、さらに悪質とみなされます。

乱交パーティーは、参加者のタレコミで摘発される可能性がある

警察は乱交パーティーの情報をつかんでも、すぐに動けるわけではありません。乱交パーティーを摘発するには、「真っ最中」に踏み込むしかないからです。先に挙げた3つの事例も、すべてタレコミが原因で警察が動きました。「何月何日の何時からどこで乱交パーティーが行われるか」という情報が絶対に必要なのです。

タレコミをする可能性がある人は2種類います。1つは乱交パーティーの会場の周辺住民、もう1つは乱交パーティーの参加者です。興味があって乱交パーティーに参加したものの、不愉快な思いをさせられたので腹いせに通報する参加者もいるのです。

神奈川県の摘発事例では、マナーの悪い参加者を主催者がネットで晒し上げたため、恨みを買ってしまいタレコミにつながった可能性が指摘されています。その他、「ゴムありだといっていたのに生でさせられた」とか「乱暴な扱いを受けて怪我をした」とかいった事情がある場合、参加者が「裏切る」可能性は十分にあるでしょう。

乱交は、無料・メンバー固定化・年齢確認・全員満足が大切

安全に乱交パーティーを開催するためにはどうすればいいのでしょうか。摘発の事例や警察の事情を考慮すると、次のように考えられます。

・参加者から料金を徴収しないこと
主催者が金銭的利益を得ていれば、その時点で売春防止法に触れてしまいます。全員が無料で参加するか、場所代を割り勘にする程度にとどめましょう。

・ネットなどで不特定多数の人を集めないこと
警察は、不特定多数の人が乱交に参加した事実を重く見ます。参加者を集める時は、知り合いを誘うなどしてメンバーをある程度固定化してください。ネットで募集をかけるのは厳禁です。

・18歳未満の人を参加させないこと
児童ポルノ法違反は非常に危険です。運転免許証などで参加者の年齢確認を行い、19歳以上の人だけを参加させましょう。

・すべての参加者に楽しくすごしてもらうこと
ある意味で一番重要なのはこれです。参加者に裏切り者が出れば、その時点で摘発の可能性が一気に高くなります。みんなが楽しくすごすことができれば、タレコミをする人も現れず、安全に乱交パーティーを開けるでしょう。

まとめ:安全な乱交は難しい。安易な参加はしないこと

乱交パーティーの摘発事例を見る限りでは、乱交自体よりも児童買春や売春防止法違反などが問題となっているといえます。警察の狙いもそこなのです。安全に乱交パーティーを行いたければ、これらの問題を排除するしかないでしょう。少なくとも、ネット上で募集されている乱交パーティーに安易に参加することがないようにしてください。

                           
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